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スキン変更に伴いエピグラフ追加:『重力と恩寵』より
(旧サイトから転載)

ようやっと帰還した夜半です。そろそろ再起動するよ。
まずは、エピグラフの追加から。


安定だけが、力をくだき去り、力を無とする。社会秩序とは、さまざまな力の安定にすぎないのかもしれない。
恩寵をもたぬ人間が義人となるのを待っていられるものではないから、いろんな不正がたえず揺れ動いては互いに罰しあうように組織された社会が必要である。

(シモーヌ・ヴェイユ「重力と恩寵」より)

こちらは、「社会の調和」の章から(p.279)。プラトン、マルクス主義に関する批評や、幾何学を意識した秩序論、プルースト=ベルクソンを受けた時間論なんかもあって面白い断章がいっぱい詰まった章だよ。なにしろここは、主著『自由と社会的抑圧』などと併せて読むと、ヴェイユ社会理論の骨格が表れていることを理解できるし、それに、読み方によっては、政治学や法理学的思考のヒントを引き出すこともできそうだ。

ところで、「恩寵をもたぬ人間」のくだりは、不正という言葉が使われているけど、これは狭義の不正(汚職など)に限らず、力の不当な行使、あるいは社会的安定をだいなしにするような態様における力の行使という風に受け取っても興味深そうだ。じっさい、不正をしていると断定はしづらいけど、行動や発言が政治的に問題ありすぎたり、またそれ以前の問題だったり、仕様のないものは世の中にたくさんあるし、またそういうのが社会秩序に敵対的に作用することは間々あるからね。力への意志を御することに失敗した有力者が、力に翻弄された挙げ句の果てに、大規模な社会的抑圧を生み出してしまうということも歴史上枚挙にいとまのない話。そういうのを政治診断学的にチェックする感性を養うのに、ヴェイユはとてもふさわしい位置にいると思うけど、まあ、それは余談だね。

因みにこの引用は、田辺保訳のちくま学芸文庫版を参照した。

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◎シモーヌ・ヴェイユについて書いた過去のエントリー

  • シモーヌ・ヴェーユ「一叙事詩をとおして見たある文明の苦悶」読了
  •  →もうひとつのエピグラフは、これとの関連でアップした。

  • 「根こぎ」にされたリベラリズム ------ ロールズと井上達夫の狭間で
  •  →一見わかりにくいが、こう見えてもメインはヴェイユ。


    ◎今回採り上げた本
    重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄
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    PS.
    ものすごくどうでもいい話だけど、いま「恩寵をもたぬ人間」と言われると、御手洗冨士夫ちゃんと、奥谷禮子ちゃんあたりを思い出してしまうよね。



    (この記事は2006年1月21日に書かれたものです。また、エピグラフは既に変更されています)
    L'histoire et Étude|歴史・社会 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | |
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