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La ricerca della morale che non dipende da una cosa della trascendenza...
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「切り札」としての学校選択の権利 ー 規制改革・民間開放推進会議最終答申をめぐって
内閣府の規制改革・民間開放推進会議より、最終答申が出されています。

◎規制改革・民間開放推進会議の最終答申/内閣府(PDFファイル)
http://www.kisei-kaikaku.go.jp/minutes/meeting/2006/10/item_1225_04.pdf


僕が気になるのは、やはり、「9 教育・研究分野」の「(2)教育バウチャー構想の実現」ですね(p.142~144)。

前にも書いたように、フリードマンの描いた使途限定の金権配布という構想そのものはモデルだけに極論の類ですが、その派生として人数に応じた補助金交付という政策構想というのがあり、その形態に関しては欧米で実際に採用・運用されています。それはつまり、対象となる学生が学校を選択した後その人数に応じて補助金が交付されるという形態で、貧困家庭の私学進学補助を目的とした米国型と、全児童生徒を対象とした欧州型に分かれます。

まあ、これまでがこれまでですから、学校をもっと自由に選べるようにするという方向性そのものは、「切り札」としての権利保障という観点から僕も肯定するのにやぶさかではありません。なにしろ、いまの学級数・教員数を基準とする制度は、学級なんていう狭い世界の人間関係からさえも離脱しきれないような状況を生んでしまっている制度ですからね。「切り札」の保証も十分でないというのは異常な話ですから、そこをどうにかしようという話の一環としてこういう話が出てくるのは十分理解できるところです。

ただ、濱口教授との議論でも出てきたことですが、「切り札」はあくまで「切り札」でなければならないわけで、困った生徒・保護者の最終手段としての「就学校の変更」(p.134~136)や(広義の)教育バウチャーなど、学校を選ぶ自由度の確保を検討するならば、同時に、選択した学校の中身のことも考えておかなければなりません。端からジョーカーやエースを乱発するゲームがつまらないように、学校からの退出路の確保が学校そのものの空洞化を招くというのでは話になりません。その点、今回の最終答申でも教員・学校評価制度の導入などが検討されていますが、それだけで足りる話ではないわけで、現今の学級中心のシステムをどうするかとか、やらなければならないことはたくさんあるわけです。そこをどうするかということについて、もっとプラグマティックな議論が必要なのではないでしょうか。(まあ、あまり期待もできないようですが。)

ところで、濱口教授といえば、当最終答申のおもに「3 雇用・労働分野」に書かれていることに関して、朝日新聞の記事と絡めて詳しくレポートしておられます。(→http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_cf99.html)当局出身で労働政策専門の方だけに、さすがにこの分野に関してはとても詳しくて参考になります。

まあ、これで規制改革の方針も次のプロセスに移るわけで、今後の動向を注視していくとしましょうか。(了)

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●「切り札」としての権利についての参考文献●

◎その1:そもそもこの人が広めた言葉です。
権利論
権利論ロナルド ドゥウォーキン Ronald Dworkin 木下 毅

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◎その2:いま各分野より注目されている憲法学者の基本書。「切り札」としての人権についてp.120〜123をはじめ各所に詳しい記述がある。
憲法
憲法長谷部 恭男

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Le courant des fois|時流 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | |
トポス盲 その2
トポス盲のつづき。タイトルでトポス盲という言葉を使っておきながら何の定義もしていなかったので、今度はそれについてのメモ。

わかる人にはわかるとおり、「トポス盲」という言葉は、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの「アスペクト盲」を意識している。「アスペクト盲」とは、もちろん「アスペクト」に関して「盲」ということなのだが、それについて知るには、アスペクト(風景相などと訳されるが、それでもカタカナで言及される場合が多い)とは何か知っておく必要がある。

うさぎ-あひるの図

右にひとつの図がある。たとえば僕は、ある本でこの図を見て、ここに描かれているのを何の疑いもなく「うさぎ」の図として見ていた。つまり、画像の「うさぎ」を見ていた。ところが、ふとある瞬間、この図が「あひる」を描いたもののように見えてしまう。画像の「うさぎ」が、画像の「あひる」に変わったというわけだ。

このとき、僕が画像のなかに見ている「うさぎ」、「あひる」というのがアスペクトだ。僕は右の図を見るとき、最初は図のなかに「うさぎ」のアスペクトを見た。しかし、ある瞬間僕は、この図が「あひる」に見えるということに気付いてしまった。「あひる」というアスペクトが「ひらめいた」のだ。そして僕は図の中に「あひる」のアスペクトを「認め」、以後、「あひる」のアスペクトを見るようになったというわけだ。



このあたりの順序を整理すると、以下のようになる。


  • 1、アスペクトの「恒常的な見え」 → 「うさぎ」にしか見えない

  • 2、アスペクトの「ひらめき」 → 突然、「うさぎ」が「あひる」に変わる

  • 3、アスペクトの「認知」 → 「あひる」に見えることに気付く


  • そして、1へとループする…


    ウィトゲンシュタインは主著『哲学探求』の第二部で、アスペクトについてしつこいくらいに徹底的に探求している。上の説明は、そのなかの一節を整理してまとめてみたものだ。(「うさぎ-あひる」の図は、xiで出てくる。)ウィトゲンシュタインの影響を受けたイギリスの法理学者H.L.A.ハートは、法規範の変更の場面について「1:裁定のルール、2:変更のルール、3:承認のルール」の三種の言語ゲームが関わっていることを認めているが、その部分を読むと僕はいつもアスペクトの話を思い出す。

    さて、件のアスペクト盲だが、これは文字通りアスペクトについて盲目な人、つまり何かを何かとして見る能力が欠如している人のことである。アスペクト盲の人は、何かを見ていてアスペクトが「ひらめく」ということがなく、それゆえアスペクトを「認知」することができない。先の例でいうならば、アスペクト盲の人は図をガンコに「うさぎ」と見ることしかできず、図のなかに「あひる」を発見することもなければ、図を「あひるの絵だ」と認知するに至ることもない。

    但し、この人も図をガンコに「うさぎ」と見つづけることはできているように、アスペクト盲の人でもアスペクトを「見る」ことそのものはできる。つまり、図を知覚できないわけではないのだ。ただ、別のアスペクトに「ひらめき」、「認知する」ことはできないので、そのままではこの人が図に「あひる」を見出す瞬間は永遠にやってこない。たとえ誰かに「これはアヒルだろ!」と言われたところで、この人は「??」となるだけだろう。

    他方、彼がいちどこの図のことを忘れ、この図と違って何の問題もなくあひるに見える絵や写真か何かを見るなかで同じ「うさぎ-あひる」の図を見たとしたら、今度はこの図を「あひるの絵」として見るのである。つまりこの人は、新しい何かが「ひらめく」ということが、いいかえると図をあらたなアスペクトと結びつけるセンスが欠落しているのであって、既に見えているものはそのとおりに見ることができる。要するに、既存のストックから「うさぎ」やら「あひる」を引き出してくること自体はできるのだ。だから、アスペクト盲だからといって、日常生活に困ることはない。学者にだってなれる。

    しかし、アスペクトが「ひらめく」瞬間はどうあっても訪れない。かりに、彼(A)が「うさぎ-あひる」の図について「うさぎ」というアスペクトが恒常的に見えている段階にあり、そのうえで、別のアスペクト盲の人(B)がやってきてこの図を「あひる」だと言い張った場合、二人はけんかになってしまう。しかも厄介なことに、かれらはアスペクト盲ゆえに別のアスペクトが「ひらめく」ということがないため、Aが「あひる」を見ることも、Bが「うさぎ」を見ることも期待できない。ゆえに、二人の議論は平行線を辿り、遂にお互いをわかりあうことがないまま物別れに終わってしまう。そして、あとで彼らはお互いのことを「何考えているかわからない、キモい奴」と吐き捨てるように言うというわけだ。

    ウィトゲンシュタインの考察は、その多くの場面において伝統的な哲学史から「切れて」いる。だから、アスペクトがトポスとどういう関係にあるのか、僕には詳しいところはわからない。(あるいは、両者は通約不可能なのかもしれない。)しかし、何かが何かに「見え」、それを前提に推論をすすめるという契機があるならば、このアスペクトを巡る考察も少なからずヒントになるのではないか。

    Aが「うさぎ-あひる」の図に「あひる」を見ることがないように、トポス盲の人は、議論のなかにトポスを「発見」することができない。だから、未知のトポスを掴んだ議論相手が現れた場合、トポス盲の彼は相手の聞き慣れない主張をむりやり既知の言論にあてはめて理解(曲解)し、的はずれな反論(レス)を返す。そして、ついには相手を怒らせてしまうというわけだ。議論をしてもいつも推論が進展せず、相手が怒って帰ってしまうという人は、自分がトポス盲かもしれないと一度疑ってみた方がいい。(了)

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ●参考文献●

    ◎その1:後期ウィトゲンシュタインの主著
    ウイトゲンシュタイン全集 8 (8)
    ウイトゲンシュタイン全集 8 (8)ウィトゲンシュタイン 藤本 隆志

    大修館書店 1976-01
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    star哲学を見る目が変わる
    starなぜ犬は痛がっているふりができないか? 正直すぎるのか?

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    ◎その2:ハートの主著
    法の概念
    法の概念ハーバート・ハート 矢崎 光圀

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    stars法とは何か

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    ◎その3:まずは入門書が欲しいという人のために
    言語ゲームと社会理論―ヴィトゲンシュタイン ハート・ルーマン
    言語ゲームと社会理論―ヴィトゲンシュタイン ハート・ルーマン橋爪 大三郎

    おすすめ平均
    stars法規範の
    stars言語ゲームは社会理論に使えない。
    stars好みは分かれるだろうが…
    stars方法論を求めて

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    ◎その4:事典 ー 僕も今回お世話になった
    ウィトゲンシュタイン小事典
    ウィトゲンシュタイン小事典山本 信 黒崎 宏

    大修館書店 1987-06
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    star確かに得難い「事典」だが・・・
    star役に立つような、立たないような・・・

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    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    *注:画像としてアップした「うさぎ-あひる」の図は、上記参考文献その1と4の同図を参考に、夜半が手書きで描いたものです。

    Un passage fragmentaire|断章 | 00:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | |
    トポス盲
    評価:
    テオドール・フィーヴェク,植松 秀雄
    木鐸社
    ¥ 2,625
    (1995-11)

    (旧サイトから転載)

    トポスという言葉がある。僕らにも馴染みのある「トピックtopic」という言葉の語源だ。

    このトポスという語は僕達のする議論というものに深く関わっている。議論は推論の積み重ねの作業だ。トピックという語の用法を想起すれば想像がつくとおり、トポスはこの推論とともにある。トポスがなければ議論は成り立たない。

    ところで、僕達が物事について正しいか正しくないかを判断するプロセスを推論というわけだけれど、アリストテレスはこの推論というものを二種類に分けている。論証的推論と弁証的推論だ。

    論証的推論というのは、真なる前提から出発して真なる結論に至るもので、数学の推論などがそれにあたる。たとえば「三角形の内角の和は二直角に等しい」という古典的な命題があるが、これを論証の結果とみるとき、その前提にあるのは三角形の概念だろう。これは三角形という概念そのものをいじらない限り誰でも正しいと認める(真である)前提であるし、それを前提に導かれた「三角形の内角の和は二直角に等しい」という結論も、観察によって確かめることにより誰もが真と認めることができる。でなきゃ、小学生に算数ひとつ教えられやしない。この場合、前提そのものが真であることを含んでいるので、疑いようがない。

    他方、弁証的推論はもっと不確かなものだ。これは、通念endoxaと呼ばれる、社会においてだいたい正しいとされている事どもを前提として、その結果、社会においてだいたい妥当だとされる結論に至るもので、およそ「議論」と呼ばれるものはみなこちらである。通念というのは、ある社会において大多数の人が認めているとか、特定の権威ある人(学者など)がそう言っているとか、そういうことの寄せ集めだから、もちろんこれは人によって正しかったり正しくなかったりする。トポスというのは要するにそういったものどものことで、議論の前提として援用される一般的前提、あるいはそれに基づいた議論の型そのもののことをさす。

    要するに、誰かと議論をするとき何が第一義的に重要なことなのかというと、トポスを発見し、相手と共有することなのだ。前提が食い違っていたら議論は永遠に交わらないわけだから、当たり前の話である。しかし現実問題、この当たり前のことが意外と難しいかったりする。というのも、このトポスを発見することにもセンスが必要で、センスがなかったら的はずれなトポスを掴んでしまったりするからだ。この人が参加するとだいたい議論がこじれるという種類の人をたまに見掛けるが、そういう人は大概トポスに関するセンスを欠いた人で、トポスを共有し損なうが為にいつも的を外れたことを言ってしまう。そして、そこに感情が絡んできたら、議論はむちゃくちゃになってしまうだろう。

    これは本当に厄介なことだ。なぜなら、「生来の」なんて枕詞が付くことからもわかるとおり、センスばかりはどうしようもない部分があるからだ。さすがに遺伝子に組みこまれているわけでもなさそうなので、なんとかしようとしてできないこともないかもしれないのだが、だからといって小学生が足し算を習うような具合にはいかないだろう。なにしろ、それは長年の環境、訓練などによって涵養されるもので、とても時間のかかることだから。フィギュアスケートとかピアノ演奏などのことを想起してみればいい。要するに、議論相手にセンスがないからといって彼にセンスを持たせるなど、弥勒菩薩でもあるまいし時間が足りたものではないのだ。

    したがって僕達は、ネット生活を営むにあたり、いつでもトポスというものに気をつけておく必要がある。(時間がかかるだけに)常日頃から自分がトポス発見のセンスを磨くよう心がけることもそうだが、誰かと議論になったとき、相手にセンスが欠落していると見たらさっさと引き上げることも大事なことなのだ。トポスを共有しない議論ほど不毛なものはないのだから。(了)

    つづき

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    ●トポスに関して参考となる文献●

    ◎その1:そもそもの端緒ーアリストテレス
    弁論術
    弁論術アリストテレス Aristotelis 戸塚 七郎

    おすすめ平均
    stars厳密知とは一線を画した実用知
    stars聴衆はあまり賢くない
    stars人類の宝

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    ◎その2:法哲学における検討例ーとても精密で参考になる
    トピクと法律学―法学的基礎研究への一試論
    トピクと法律学―法学的基礎研究への一試論テオドール・フィーヴェク


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    ◎その3:トピック(そういう言い方ではないが)の役割を重視した近世哲学
    学問の方法
    学問の方法ジャンバッティスタ ヴィーコ 上村 忠男 佐々木 力

    おすすめ平均
    stars論理の力にだけ頼ると、かえって真相が見えないこともある

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    ●トポスに関して参考となるネット上の記事●

    ◎「ライプニッツ × ヴィーコ」 by ”対戦型哲学史”
    http://homepage1.nifty.com/kurubushi/card70467.html

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    P.S.
    プラグマティックな議論てのは中々できないもんなんですかねえ。全然関係ない話だけど。

    Un passage fragmentaire|断章 | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | |
    洞窟物語
    今更のようですがご紹介。

    開発室Pixelさんという個人のプログラマーの方が作られ、一頃かなりの評判を呼んだゲーム、洞窟物語が、大泣きWWWさんの手によりMac OSX 向けに移植されています。動作環境はMacOS X 10.3.9以上です。

    ダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。

    僕もエンディングまでひととおりプレイしましたが、なかなかどうして素晴らしい。(これまで散々言われ尽くしたフレーズでしょうが)本当に個人の方が作られたゲームなのかと思ってしまうクオリティです。ゲームバランスは良くてサクサク進めるし、奇妙な愛着を感じさせるキャラクターや、コミカルながら切なく甘美な味わいを持つストーリーも中々洗練されている。出自が違うので一概に比較は出来ませんが、純粋に横スクロールアクションとして見る限り、メトロイド等と比較しても遜色ない出来といっても過褒ではないでしょう。

    ドット絵にふと懐かしさを感じますが、ノスタルジー抜きにしても見劣りするものでもありますまい。華美な過剰装飾がゲームというものを鈍重でハイコストな存在に貶めているかに見える昨今、こういうゲームによってゲームというジャンルの基本を再認識するのも重要なことです。

    まあ、んなこと措いといても、普通に面白いですが。

    ◎参考:Macの手書き説明書 洞窟物語(スクリーンショットあり)
    http://veadardiary.blog29.fc2.com/blog-entry-879.html

    Macintosh | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | |
    トラックバックについて
    コメント欄の使用について(2006-12-05 22:55:54)の規定を、トラックバックについても準用することとします(トラックバック規定)。今後、削除要件を満たすトラックバックは通常24時間以内に削除されるものとお心得下さい。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ●追加規定(2007.1.11)
    本規定による削除は、該当トラックバックをスパムトラックバックと認識したうえで行われるものです。ゆえに、本規定の要件を満たすトラックバックは、当ブログにおいてはスパムとして扱われます。

    本ブログにおいては、スパム削除の際には、アメーバブログの基本仕様に則り、「スパム通報の上削除」という方式により削除されます。よって、本規定の削除要件を満たすトラックバックは、削除と同時に、アメーバブログにスパム通報されるものとお心得下さい。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    【追記 2007.3.3】
    過日、「草薙素子は女神だ!」と称するブログ(http://motoko-kusanagi.seesaa.net/)からトラックバックが付きました。しかし、リンク先の記事およびブログが本規定の複数の項目に抵触するものであったので、削除することとします。理由は以下の通りです。

  • トラックバックが付けられたエントリーは、ガンダムマニアのコミュニティをめぐるトピックスに関連してハイデガー由来の頽落の概念を再考したものであるが、それに対しトラックバック元の内容はたんに本文中に『攻殻機動隊S.A.C』への言及があったということにしか関連性がみられない。そもそも、攻殻機動隊S.A.Cの名が出ているからといって関連性があるはずというのはスパマーの発想そのものであり、じっさい、トラックバック元にはトラックバック先エントリーへのリンクが欠落し、また記述内容への言及も一切みられない。これは「該当エントリーとの内容的関連性が明らかに欠落していると認められるもの」を削除事由に挙げた本規定第2号に抵触するものと判断するのが適切である。


  • トラックバック元ブログ「草薙素子は女神だ!」は『攻殻機動隊S.A.C』の映像の無断使用等を主たるコンテンツとするものであり、士郎正宗氏およびプロダクションIGの著作者人格権、およびバンダイビジュアルの保有する映像コンテンツの頒布権を侵害するものであることが明白である。また、インターネットによる著作権侵害行為に関するニュース記事を嘲笑するエントリーがあること等から、法令遵守の意図も欠落していることが認められる。これは「内容が公序良俗に反するもの」を削除事由に挙げた本規定第3号に抵触するものである。因みに、本ブログ「ecrits - 言葉の樹海」は、知的財産権という概念を生み出した人類の永年にわたる試行錯誤の歴史を尊重するものであり、些末な不適切事例や目先の必要に囚われて先人の知恵を否定するような浅慮に与するものでもなければ、原作者に対し恩を仇で返すような愚を犯すものではない。また、こうしたことを措くとしても、明白に著作権を侵害するコンテンツへのリンクを残すということは、彼の違法行為について当方が無作為的に加担するのと同様のことであり、ブログ管理者の本意とすることではない。


  • 以上より、「草薙素子は女神だ!」からのトラックバックは、トラックバック規定の複数の項目に違背し、また実際に本ブログ運営上明らかに差し障りのあるものであることが明白である。よって当該トラックバックは、規定により、通報の上削除されることとする。





  • 【JUGEM引っ越しに伴う追記】

    引っ越す前にいたサイトでは、スパム削除の際、「スパム通報の上削除」という機能がありましたが、JUGEMの場合オーソドックスにアクセス制限ができるようです。僕は管理人としてそういう機能を利用することにためらいを覚える質ではないので、スパムと判断したものはさらっとアクセス制限いたします。特に、アダルト、出会い系サイトへの誘因に関しては問答無用で削除の上制限しますので、心当たりの方は無駄なことをなさらぬようよろしくお考え直しくださいませ。

    このサイトの説明 | 17:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | |
    コメント欄の使用について
    辺境の地にある当ブログにも、スパムコメントと見られるコメントが付されるようになってきました。こんな所ではあまり効果は期待できないと思うのですが、それはまた別の話でしょう。

    そういうわけで、以下の通り使用規定を設けます(コメント欄使用規定)

     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    以後、以下いずれかの条件を満たすものはスパムコメントとみなし、管理者の判断により削除することとします。

    • 1,日本語として意味の通らないもの

    • 2,該当エントリーとの内容的関連性が明らかに欠落していると認められるもの

    • 3,内容が公序良俗に反するもの

    • 4,専ら営利を目的とするもの

    • 5,その他、本ブログのコメント欄運営上明らかに差し障りのあると認められるもの



     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    具体的には、以下のようなものです。(→http://ameblo.jp/nornsaffectio/entry-10020698773.html#cbox


    ■その結果
    対立が絶えないユダヤ教 毎日更新 捜査筋 犯行 これまで住民ら
    Per-Olof Brus (2006-11-30 21:47:17) [コメント記入欄を表示]


    日本語として意味の通る文字列になっていないこと、および、離脱と発言について論じた記事内容と関連性が欠如していることがはっきりと見て取れると思います。
    こうしたものは、第1項および第2項の要件を満たすので、削除対象となります。

    これは判例として残しますが、今後は予告なく削除されることになります。


    まあ、ふつうの書き込みであればこのような削除要件を満たすことはないはずですから、一般の方においては過度の心配はご無用です。

    では、今後とも当方コメント欄をよろしくお願いいたします。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ●追記(2007.01.10)
    判例の追加です。といっても、エントリを起こすほどの事例でもないので、簡易に追記で済ませます。

    過日、エントリー「トポス盲」のコメント欄に、以下のような書き込みがありました。


    ■自然科学的な物の見方も知ってください
     今もうアリストテレスの時代ではありません。
     既に137億年前に造られたこの世界を、
     一般法則論的には、
     創造主である神+自然法則+エネルギー一体 不可分の働きで、
     自然科学的には、
     自然法則+エネルギー一体不可分の働きで、
    その成り立ちと仕組みを解明し理解する事が出来るようになった時代に、私たちは生きています。
     http://blog.goo.ne.jp/i-will-get-you/
    一般法則論者 (2007-01-09 04:22:03) [コメント記入欄を表示]


    書き込み内容についてはノーコメント(笑)。理由は、第三者の皆様には明白でしょう。

    これが付けられたエントリーはトピック=トポスという哲学的概念について語源学的に遡及したもので、その過程の必然としてアリストテレスにも言及しています。その点、この書き込みは「今もうアリストテレスの時代ではありません」と言うことにより、一見、上記第2項の要件を外れているかのように見えます。

    しかし、内容はあきらかに「一般法則論者」氏の特定の思想およびその関連ブログの宣伝のみを専ら目的とした書き込みであると判断できます。じじつ、当該書き込みは、「アリストテレス」という語に触れてはいるものの、当エントリーの主な内容たる「トピックートポス」に一切言及することなく、そればかりか、一文目から「もうそんな時代ではない」と、当エントリーを全否定し、当エントリーの扱う論点に関わらない意思を明白にしています。そして、ネット上の議論やトピック選定といった本来の論点とは全く関連性のない、自分の抱く特定の思想を独善的に記述するだけの文面が最後まで続きます。こういうのはむしろ、該当エントリーとの内容的関連性が明らかに欠落していることを自ら証明しているようなものです。(だいいち、「今もうアリストテレスの時代ではありません」と思うのなら、わざわざこんな時代遅れのブログになど来ずに流行を追いかけていればいいでしょうに:笑。)

    つまり、この書き込みの主たる部分は、当該エントリーの論点とは明らかに関係のない、特定の思想の開陳およびブログの宣伝に充てられたものということができます。よって、この書き込みは、コメント欄使用規定第2項に該当する、一種のスパムコメントと判断するのが適当です。従って、規定に基づき、この書き込みは削除されることとします。

    因みに、この書き込みにあてつけるわけではありませんが、こうした独善的な論法は、宗教および思想的偏向のある団体による、布教あるいはオルグを目的とした書き込みに特徴的なものです。こういったものは、本人はいたってマジメに書き込んでいることが多いので、多くのブログにおいて削除が適当と判断されない場合もありますが、当ブログでは、こうした種類ものこそ、目先を誤魔化そうとしている分、よりスパム性の高い悪質なものと判断します。今後、この種の書き込みは予告なく削除されることになりますので、他意のある方は無駄なことをせずに即座に立ち去ることをお勧めします。

    それにしても、トポス盲の生きた例が自分からやってくるとはオドロキです。


    【JUGEM引っ越しに伴う追記】

    引っ越す前にいたサイトでは、スパム削除の際、「スパム通報の上削除」という機能がありましたが、JUGEMの場合オーソドックスにアクセス制限ができるようです。僕は管理人としてそういう機能を利用することにためらいを覚える質ではないので、スパムと判断したものはさらっとアクセス制限いたします。特に、アダルト、出会い系サイトへの誘因に関しては問答無用で削除の上制限しますので、心当たりの方は無駄なことをなさらぬようよろしくお考え直しくださいませ。

    このサイトの説明 | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | |