こんばんは。
今日は左足も快癒直前のO氏による、新装開店したマウンテンのフォトレポートです。
その前に、再会にあたって営業時間と定休日が変更されたみたいなので、お知らせしておきます。
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営業時間変更のお知らせ(公式サイト)
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Oです。
さっそくレポートいってみましょう。
こちらは新装マウンテンの遠景。従来からのコンセプトを引き継ぎつつ、小綺麗にさっぱりまとまった印象。もっとも、新築なのだから小綺麗なのはあたりまえかもしれない。
例の書き割り看板は相変わらずの場所に、変わらない姿でそこにあった。もちろん、竹本眼科もその背後に鎮座している。霊峰に来たことを実感する瞬間だ。因みに今回は、写真にもみられるとおり、駐車スペースがギリギリだった。いつもそうなのだが、霊峰を訪れる者は地元の者とは限らない。今回も、和泉、熊本、札幌等のナンバーをつけた車が所狭しと並んでいた。
今回の混雑状況。写し方が悪かったのか、一見、大したことないように見える。ところが、実際には車の背後にも数パーティーが並んでいて、僕の知る限り最大の混雑ぶりだったのだ。勿論、待ち時間も相当なもの。店の中に入るだけで45分ほど掛かった。その間、待ち人の数に恐れをなして引き返すパーティーもみられた。登山スケジュールは余裕を持って望みたいところだ。
因みに、今回の新装開店時には、テントを張って開店を待ったパーティーがあったらしい。気合いの入り方が違う。
開店祝いの献花。関係者のものに混じって、「マウンテン評議会」の文字が並ぶ。なにしろB級グルメの帝王のことである。マニアやファンの集まりは公然と、複数存在するのだ。
店内にも献花が並ぶ。こちらは蘭の鉢植えが中心。地元の縁者と思しきものと並んで、在名大企業の幹部や大学教授の名前も。
今回注文したのは「アボガド&えびクリーム」スパ。以前
「森のバターライス」を紹介したことがあるが、それ以外にもアボガド関連メニューは複数あり、こちらもそのひとつ。大まかに切られたアボガドやえび玉、マッシュルームを、まろやかなホワイトソースが包む。分量のことを除けば、霊峰には珍しく(?!)常識的なメニューだ。
これがアボガド。過日もNHK「ためしてガッテン」にてアボガドの汎用性が紹介されていたが、アボガドをこのように調理して食べることもそこそこ浸透しつつある。さすが「森のバター」というだけのことはあり、ホワイトソースとの相性はバッチリだ。
登頂。見ての通り、クリーム系スパとはいってもマウンテン流で、油の量は相当なもの。はじめのうちは普通に美味しく食べられる。が、食べ進めるうちに、グリーンに染まった食油が押し寄せ、僕らの胃袋を挑発しはじめる。スパ系メニューの難易度の高い所以だ。
ここでワンポイントアドバイス。「アボガド&えびクリーム」を食べる時、アボガドは早めに食べるべし。何しろ脂肪分の多い果物のこと。油脂塗れの終盤戦でこいつに出会うのは
中々の修羅である。
それにしても、待った。約8ヶ月。言ってしまえば、ちょっと風変わりなグルメというだけのことだが、マウンテンの存在感はそういうことを突き抜けたところがある。そこを訪れ、待ち、食し、下山する、その過程全体が、代替不能のオンリーワンのものとして、世の“アルピニスト”たちを魅了する。それこそ、"call of the mountain"の境地である。……というか、(公/私生活でいろいろあったせいか)一人マウンテンに行くことがこんなに楽しいことだとは思わなかった。楽しみがひとつ戻ってきたわけだ。
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以上、O氏によるマウンテン新装開店レポートでした。
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