評価:
価格: ¥7,980
ショップ: 千足屋
半額だった。
わが愛しの一葉に泣く泣く別離を告げ(?)、入れ替わりでやってきたのがこの314362-141というわけだが、聞けば2007SUMMERの新作だそうで。コートフォース自体は1987年発売のモデルの復刻シリーズだが、そいつがかのエアフォース1やダンクに代わりナイキの人気定番モデルとして認知されつつあることを知ったのは、間の抜けた話だが、ごく最近だ。スパイダーマンか、将亦ジオンのモビルスーツかと思わせるような凝ったデザインをしたスニーカーが靴屋の一角に溢れていた頃とは様変わりし、近頃はこういうシンプルなデザインが再び人気を集めている。復刻しすぎとの声もあるが、 CONVERSE ALL STARS 等と比べれば、まだまだかわいい方だろう。
ともあれ、こいつの存在は少なくとも、僕の趣味には合っているようだ。同族にはケバい配色のものもあるが、ハイベーシックホワイト/ダークオブシディアンの配色に関しては申し分なし。LAWとHIに関しては、後述する理由で迷わずHiにした。
今回のテーマは「くるぶしまでガードしてくれるもので、しかも圧迫感の薄いもの」。加えて、低重心であれば尚良し、と。それが基準だった。
理由は、先月初旬の怪我だ。足首の捻挫というやつは厄介なもので、一度やらかすと、だいぶ治ってからでも足回りの不安感がなかなか拭いきれない。患部の炎症は3〜4日で収まるのだが、すぐには歩けるようにはならない。歩き方を忘れてしまうのだ。その後、サポーターを付けながらやっとヒョコヒョコ歩きという状態が1週間ほど続く。そして、ケアをしながら何とか普通に歩く状態が結構長く続き、足首のユルミ感がなくなる頃には月が変わってしまっていた。(因みに、ちゃんとした関節の再生には半年はかかるという話。)
→
http://ja.wikipedia.org/wiki/捻挫
まず、そのことで足首の内反・外反が怖くなったことがひとつあった。加えて、怪我の直後医者に指摘されたところでは、患部でない方の足(右足)も靱帯がユルミ気味とのこと。要するに、僕の足は怪我をしやすい足だったのだ。
とにかく、そんなこんなで、これまで履いてきた履き口の低い(LOW)モデルのスニーカーを履くことが、ちょっと怖く感じられるようになった。街歩きとか、おとなしめの用途なら別に構わないとして、もっといろいろ動き回るようなときは、もっと横方向の安心感が欲しいと思った。そこで、くるぶしまでカバーできるスニーカーを探そうと思ったわけだ。
それで、今回選んだのが、これ。
勿論僕はNIKEの信者でも何でもない。今回の買い物だって、こちらのあらかじめ要求する選択基準に合致するものがたまたまこれだったというだけの話だ。要するに、またしても、たまたま(!)定番アイテムにブチ当たったわけだが、僕自身、それでそこそこ良かったのではないかと思っている。スタンスミスの時と違って即決だったけど。
まあ、半額だし。(O)